「どんなタイトルをつければいいんだろう…?」
「タイトルに付け方が分からない…」
タイトルの付け方なんて、正式に習わないし、どうしたらいいか分からないですよね。
私もブログを始めた当初、「どんなタイトルだと読まれるのかな?」と小一時間悩むことは珍しくありませんでした。
そんなお悩みの人に、本記事では文章の「タイトルの付け方」を実例を交えながら紹介します。
文章レッスンを行う私の経験が参考になれば幸いです。
・読まれる文章を書きたい人
・クリック率を上げるブログを書きたい人
・タイトルの付け方で悩んでいる人
文章におけるタイトルの重要性
「文章はタイトルで決まる」そう言っても過言ではありません。文章というのは、ファーストコンタクト。つまり、第一印象が良いと読まれます。逆に、興味をそそらないタイトルだと読まれません。なぜなら、人というのはモノゴトを第一印象で決める心理的特徴があるからです。
たとえば、本を例に出します。本屋に並ぶ本のほとんどが、ジャケ買い。つまり、表紙やタイトルで買われます。そして、売れる本のタイトルのパターンが存在し、それに当てはめることで売れ筋は大きく変わるのです。それは、あなたが書く文章にも同じことが言えるでしょう。人が興味を持ち、読みたいと思うタイトルのパターンは決まっています。つまり、そのパターンを熟知すれば、あなたの文章もしっかり読んでもらえる文章になるかもしれません。
読まれる文章タイトルの8つのパターン
人の興味を引くタイトルは、いくつかのパターンがあります。この記事では、8つに分けて解説します。
①具体性
あなたは、何が言いたいか分からない抽象的なタイトルを読みたいと思いますか?具体的に書かれたタイトルは、読み手に興味を抱かせ、読まれます文章になります。数字を入れたり、読者にメリットがあることを示しましょう。
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いかがでしょうか。具体的に伝わり、興味を引くタイトルになったと思いませんか?数字を使ったりすることで、具体的なタイトルにすることができます。
②得するかも?と思わせるタイトル
読者にとって、文章を読む理由は自分に得があるかどうかです。読まれる文章のタイトルは、「特になるかも?」と思ってもらうように意識して作りましょう。
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どうでしょうか。タイトルを見れば、自分がどんな状態になるのか想像できませんか?ブログなどを読んだ後に自分がどうなるのかを伝わるタイトルにしましょう。
③意外性
人は意外なことに興味を示します。「え?そうなの?」と驚くタイトルを付けましょう!そうすれば、読みたいと思ってもらえるかもしれません。
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「予想もしないことが書かれてるかも!?」と暗に伝えることで、読者の好奇心を刺激できます。常識を覆すような表現を書けば、それだけで読みたいと思ってくれること間違いなしです!
④権威性
人は権威のあるものを信頼します。たとえば、医者でもない見ず知らずの人から、病気の治療法を説明されても、不信感があるでしょう。しかし、医者の言うことを信頼する人は珍しくありません。文章でも同じです。素人が書く文章より、権威のある人が書く文章の方が読まれます。よって、権威性が伝わるタイトルは欠かせません。
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説得力ある人が教えてくれる、オススメしているとわかれば、安心しませんか?その心理を活かして、読みたくなるタイトルをつけてください。
⑤疑問形
読み手に親近感を持ってもらうために、疑問形のタイトルも有効です。「私に言ってるのかな?」と共感してもらえます。
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人というのは、断言されて言われるより、語りかけるように話しかける方が親しみやすいですよね。それは、タイトルでも同じことです。文章といえどコミュニケーションが大事。そのために、「読者に質問を投げかける」ようなタイトルをつけてみてください。
⑥名言を参考にタイトルをつける
偉人の名言って、感動しませんか?人の心を揺さぶり、興味を引き立てるのに名言はとても使えます。
たとえば、2つの名言を参考にタイトルを考えてみます。
良いブログとは1%の本文と99%のタイトルである
エジソンの名言「天才とは1%のひらめきと99%の努力である」をもじってタイトルをつけました。
アイディアがあれば文章が書ける!
アントニオ猪木の名言「元気があれば何でもできる!」を参考にタイトルをつけました。
いかがでしょうか。名言ということもあり、響くタイトルになっていませんか?「あっ!このタイトルってあの名言に似ているな!」と思うと、惹きつけられると思います。
⑦対立する表現
よくテレビのバラエティやYoutubeで目にするのが、何かと何かを対立させることです。
たとえば、「きのこの山 vs たけのこの里」はよく論争になりますよね。そういう表現は、人の興味を惹きつけます。
・『Android vs iPhone』今買うならどっち!?
・健康になるには『睡眠と運動』どっちが大切!?
対立表現をタイトルにすることで「どっちなんだろう?」と関心を引き寄せます。何かを比べる表現が使えそうな場合、積極的に使ってみてはいかがでしょうか?
⑧キャッチーなタイトル
よく広告などに使われるキャッチーなフレーズを使うことで、効果的なタイトルになります。強いフレーズを使うため、文章内では使えませんが、タイトルであれば問題ありません。
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・世界で1番わかりやすい話し方講座
・史上最強のアロマセラピーセミナー
「大ブレイク」「無敵」「世界で1番」「史上最強」などのキャッチーな言葉をタイトルに入れれば、人を惹きつけるタイトルになります。
ブログのタイトルで気をつけるべき2つのポイント
あなたがもしブログのタイトルをつけるのであれば、気をつけるポイントが2つあります。
①記事タイトルは32文字以内
ブログ記事のタイトルは、必ず32文字以内にしてください。
なぜなら、32文字以上のタイトルだと、Google検索したときに後ろの文字が見えなくなってしまうからです。もし語尾に重要な言葉が入っている場合は、隠れてしまいます。せっかく「良いタイトルができた!」と思っても、表示されなければ意味がありません。32文字以内にするように気をつけてくださいね。
②SEOキーワードを入れる
SEOを意識してブログを書いている人は、SEOキーワードをタイトルに入れるようにしてください。狙ったキーワードを入れることで、SEOの上位を狙えるかもしれません。この記事を例にすれば、「文章 タイトル」のキーワードで上位を狙っています。よってタイトルは「最後まで読まれる文章かどうかはタイトルで決まる」になります。しっかり、2つのキーワードが入っていますよね。
もし検索されるブログ記事したければ、SEOキーワードを必ず入れてください。
まとめ
タイトルの重要性、付け方がお分かりいただけましたか?
長くなったので、最後にまとめておきます。
①具体的
②得になる
③意外性
④権威性
⑤疑問形
⑥名言
⑦対立表現
⑧キャッチーな表現
①タイトルは32文字以内
②SEOキーワードを必ず入れる